同世代の素敵な女性を撮影するシリーズ、第9弾は、文筆家・作家の佐々木ののかさんです。
「家族と性愛」をテーマに結婚や恋愛に関わる文章を書いています。
私が初めて彼女の文章を認識したのは、「ユニークな遺伝子ください」という記事で、その正直すぎる内容に衝撃を受けたのでした。
(こちらから読めます→https://note.mu/sasakinonoka/n/n6e869cdc9eb3)
要約すると、
結婚や夫婦という形にこだわって、本能で求める人の子供を産みたいというシンプルな気持ちをどうして押さえなくてはいけないのか?もっと言えば、一緒に生活したい人と、その人の子供を産みたい、という人と、恋愛したい人とは完全に一致しなくてもいいのではないか?
そういう文章で、私にも非常に共感できる、かつ、人類の永遠のテーマではないだろうかというほどの強いものを感じたのでした。
他にも率直に冷静に、本音で語る彼女の言葉は、窮屈な人間社会において誰もが本当は叶えたい願いを代弁しているように見えました。
LGBTQのカップルや、事実婚など新しい夫婦の形が増えてきた現代において、多様性はこれからの家族のキーワードだと思います。
その衝撃から彼女の書く言葉を辿りはじめ、どんどん魅了されていった私は、写真家としていつか撮らせて欲しいと思うようになりました。
今回はそんなののかさんに、密接に関連する言葉たちと戯れているイメージで、都内の屋上で撮らせてもらうことにしました。
(後半に続く)