同世代の女性を撮るシリーズ。
今回は、滋賀で有機農業を営む廣部さんです。
ひとときや1日では結果が出ない農業。その姿を追うために、1年かけて撮影しました。
まずは冬〜春〜夏をお届けします。
初めて彼女の畑を訪れたのはまだ寒い冬の季節。
滋賀県の近江八幡にある彼女の畑には、琵琶湖から水が引かれ、蛇口をひねるといつも水が溢れ出て来る好立地。
彼女は手慣れたしぐさで、寒さに負けず冬野菜を収穫していました。
まだ寒いうちに、種から苗を作るのも大事な仕事。
春の初まり。田んぼの設計と地ならしを始めた廣部さん。集落に住む大先輩が彼女を支えてくれます。
そして夏が来て、気温が上がり、作業には辛い季節。日が昇る前か、沈んでからのひと時がチャンスになります。
農作物と一緒に、たくさんの生き物が育まれる場所。そんな有機的な畑は絵になる場所がたくさんあります。
琵琶湖に朝焼けの空が反射している光景。廣部さんが大好きな景色の一つと、教えてくれました。
これがこの地域での定番。何とも贅沢な光景です。
1年かけて撮った写真は素敵な瞬間が多すぎて・・・
秋、冬は後半に続きます!