今回の”Talk with her” は、水中写真家の高縄奈々さんです。
奈々さんは、捕鯨類を専門とした水中写真家。小さい頃からイルカが大好きで、ジブリのように動物が側にいる暮らしに憧れていたとのこと。
イルカの調教師を目指していたけど、より自然な姿に触れてたいと願い、御蔵島と出会いました。小笠原諸島の御蔵島は、世界的にも珍しく野生のイルカが定住しているシュノーケリングスポットです。
奈々さんはそこに通っては、魅力的で芸術的なイルカの写真を撮ることに熱中しています。
撮影中もたくさんのイルカの群れに出会えました。
まるで犬のように人懐こくて、運良ければ一緒に泳いでくれます。目も合って、意思が感じられるのです。
そしてこのイルカたち、観察のために一匹一匹に名前がついていました。慣れてくるとどれがどれか、すぐ分かるみたい。
こんなに近くには寄れますが、もちろんルールもあって、直接触れない、追いかけない、など、野生を守るために最低限決められています。
その中で自由にのびのびと遊んでいるイルカたちを見て、奈々さんがこんなにイルカのことが好きな理由が、分かる気がしました。
小船の上でイルカの群れを探す奈々さん。
ヒレが上げる水しぶきなど、微かな兆候も見逃さずに、海に飛び込んで一目散にイルカの姿を追いかけます。
眼差しがかっこ良かったです。